5000円程度で販売されているブックリーダーSH-07C。
この値段で売り切れない理由とは?
スペックは、そのまんま、5.5インチモデルのGALAPAGOS です。
OS | android 2.1 |
CPU | Cortex-A8 CPU 800 MHz |
メモリー | 384M |
液晶 | 5.5インチ 1024x600 |
内部ストレージ | ROM 2G、RAM512M |
バッテリー | 1430mAh |
質量 | 249g |
スペックを見て、ぴんと来た人も多いと思います。
実は、シャープが販売したnetwalkerと同じスペックです。
netwalkerの液晶を5.5インチして、androidを搭載した端末と考えていいと思います。
メモリーは減っていますが。
■ 宝の持ち腐れとは、まさにこのこと
せっかく、android 2.1を搭載しておきながら、使用制限をかけています。
ユーザーが自由にアプリを追加とかできません。
読書以外は使うなと言うこと(笑)
インターネットはできるのですが、Flash Lite 4.0なので、まともにFlashも見れない。
ちなみに、ブラウザはMobile Safari搭載しているみたいです。
採用しているSoCもi.MX515というnetwalkerと同じもので、動画も720p再生可能なので、
まったく宝の持ち腐れです。
■ 対応電子書籍サービスは?
2Dfacto Powered by honto
GALAPAGOS STORE
以上二つのみ。
2Dfacto Powered by hontoは、登録にsimを必要とします。
ようするに、wifi運用なら、GALAPAGOS STOREしか使えないということになります。
hontoで販売している本は、PC、iphone、androidで読めるのですが、ダウンロード期間が設けられていて、使えませんね。150,000冊以上あるのは魅力ですがね。
GALAPAGOS STOREも、もちろん期間制限あります。この辺は、横並びですね、値段も。
日本では、出版社の力は強いですね。
特に、漫画は、実本と値段も変わらないし、ダウンロード制限365日があるので、これは普及するわけがない。
ちなみに、netwalkerの電子書籍サービスは終わりました(笑)
おそらく、GALAPAGOS STOREもそれほど遠くない未来に・・・
■ 自炊ユーザーに使えるのは?
当然zipやmobi、EPUBは不可なので、PDFや青空文庫ルビ付きTXTぐらいです(涙)
それでも、5000円を切る値段なら、売れてもおかしくないと思う人も多いのでは?
致命的な欠点があります。
それは、バッテリーが持たないこと。
netwalkerでも、1620mAh搭載していたのに、液晶サイズはアップしているのに1430mAhにスペックダウン。スマートフォンのバッテリー容量ですね。
重さを優先といったところでしょうか?
少しぐらい重くなっても、3000mAhは積んでおくべきでしたね。
ちなみに、netwalkerは、結構バッテリーのもちは良かったんですけどね。
i.MX515がCPU系統バグ持ちという情報もあるので、ファームの出来が良くないんでしょうか?
アップデートで、andoridの制限(ユーザーが自由にアプリをインストールできる)を解除してくれてたら、5.5インチというモデルでこの値段なら悪くはない。
アップデートがきたら、さすがにこの値段なら売り切れると思う。
目覚める日は来るのか?
新品(未使用品) docomo ブックリーダー GALAPAGOS SH-07C シルバー 白ロム 標準セット品
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