公式マーケットであるGoogle Palyで、
このアイテムはお使いの端末に対応していません。
というメッセージを見たことはないでしょうか?
一体、どういう基準で、ダウンロードできたり、できなかったりするのか?
Google Playの公開基準を見ていきましょう。
開発元(開発者)はアプリの公開時に apk 内に置く際に次の公開条件を設定できます。
大まか次のものが挙げられます。
・リージョンコード(国・地域情報)
・Android バージョン
・対象キャリア(通信事業者)
・対象機種 - 機種固有識別情報
・画面解像度
・有料/無料
・コピープロテクト
したがって、
このアイテムはお使いの端末が登録されている国ではインストールできません。
というメッセージは、リージョンコード(国・地域情報)で弾いているということです。
あんまり、国で弾かれることは少ないのではないでしょうか?
やはり、一番多いのは、対象キャリア(通信事業者)でしょう。
このアイテムはお使いの端末に対応していません。
このメッセージは見たことある人も多いのでは?
国内だと、docomoの3G回線契約者やauの3G回線契約者しか、ダウンロードできないアプリ
があるということ。
あと、3G回線契約者でも、契約機種によって、ダウンロードできない場合もあります。
■ 一体、どこから、このような情報を調べているのか?
androidでは、非常に重要なファイルが二つあります。
- ro.build.fingerprint このファイルに自分の使っている端末の情報が書き込まれていて、このファイルの情報で、対象機種 - 機種固有識別情報をチェックしています。
- gsm.sim.operator.numeric このファイルから、ユーザーの契約している通信事業者をチェックしています。
あとは、ユーザーの使っている端末にGPSの有無で、GPSや地図関連アプリが
ダウンロードできたり、できなかったりします。
以下は、Google Playマーケットに必要なアプリ。
Vending.apk :Google Playマーケット本体
MarketUpdater.apk :マーケットアップデートアプリ
NetworkLocation.apk : GPS関連系
com.google.android.maps.xml :地図APIに関連アプリ
permissions/features.xml : ハードウェア機能の定義ファイル
com.google.android.maps.jar :地図API関連
以下マーケット補完アプリ
GooglePartnerSetup.apk
GoogleServicesFramework.apk
GoogleFeedback.apk
GoogleContactsSyncAdapter.apk
GoogleCalendarSyncAdapter.apk
GoogleBackupTransport.apk
などが、Google Playマーケットに必要なアプリなどです。
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