巷で話題沸騰。
抜群のコストパフォーマンスのFT701Wの実力は、どれほどのものでしょうか?
ベンチマークなどの徹底レビュー。
(注意 レビューはクルードルなしのFT701です)
ずばり、非常にお勧めのタブレットとなります。
■ シンプルはいいことだ?
箱は、いたってシンプルで、結構小さいです。
もう少し、かっこいいパッケージにできなかったんでしょうか?(笑)
FT701Wは、違ったパッケージなんでしょうかね?
クルードルなしのFT701なので、構成は、ACアダプターのみ
といったシンプル構成。
このタブレットの販売元KOUZIROのブランド名FRONTIERは、PCのBTO手掛けているだけあって、PCリサイクル無料券がついてます。
usbケーブルを挿す向きが表示されているのは、親切設計。
これ、ほかのタブレットとかも
採用して欲しいところですね。
5インチタブレットとの比較ですが、たった2インチの違いでかなり大きくなりますね。
厚さは、それほど5インチタブレットと変わらない。
それでは、気になるスペックを見ていきましょう。
OS | Android 2.3.4 |
ディスプレイ | 7型ワイドTFT液晶(静電容量式) 1024 x 600 |
プロセッサ | OMAP 4430 1GHz 2コア |
メインメモリ | 512MB |
データストレージ | 8GB |
外部接続端子 | microUSBポートmicroHDMIポート |
スピーカ | 内蔵ステレオスピーカ(1.5W + 1.5W) |
カメラ | 前面部】200万画素【背面部】300万画素 |
Bluetooth | Bluetooth Ver.2.1 + EDR |
GPS | あり |
ICカードリーダー | NFC |
バッテリ | 5400mAh |
外部寸法 | 194(W) x 130(D) x 11.5(H) mm |
重量 | 約 395 g |
■ デュアルコアは、どれぐらい違うのか?
(注意)シングルコアであるCortex-A8(RK2918)1GHzのF5Cとの比較になります。
- OSの起動時間
これは、正直予想外でしたね、もう少し早くなると思っていまた。
元々F5Cは、かなりOS起動が早いモデルでしたから、まあこんなもんでしょうか。
- ブラウザ速度は?
pc版サイト | F5C | F701 |
livedoor | 10.862秒 | 6.583秒 |
for gamer | 16.99秒 | 11.166秒 |
大体2倍ぐらい速度アップと考えたらいいのではないでしょうか?
シングルコアでは、ブラウザの読み込み速度が不満でしたので、かなり快適になりました。
- ベンチマークの結果はいかに?
Quadrant Standard Edition ver2.0
F5C | FT701 | |
CPU | 1234 | 2570 |
Mem | 2595 | 1588 |
I/O | 2370 | 1089 |
2D | 417 | 240 |
3D | 1201 | 2344 |
Total | 1563 | 1566 |
Quadrant Standard Edition がベンチマークとして役に立たないことがわかりました(笑)
それにしても、意外にF5Cはベンチマーク悪くないですね。
AnTuTu 安兎兎ベンチマーク 2.7.3
AnTuTu ベンチマーク | F5C | FT701 |
RAMのパフォーマンス | 387 | 714 |
CPUの整数性能 | 554 | 1427 |
CPUの浮動小数点演算性能 | 138 | 1136 |
2D描画 | 365 | 145 |
3D描画 | 612 | 1207 |
データーベースのIO | 265 | 290 |
SDカードの書込速度 | 3.1MB/s | 4.2MB/s |
SDカードの読込速度 | 7.7MB/s | 11.6Mb/s |
総合得点 | 2429 | 5077 |
大体、シングルコアと比べて2倍の性能と考えたらいいみたいですね。
3Dゲームに関しては、かなりヌルヌルになっています。
それにしても、2D描画の数値が低いのが気になりますが・・・
SDカードの書込速度や、SDカードの読込速度は、他のタブレットに比べて数値は低い。
内部ストレージは、それほど良いものを使っていないと思われえる。
■ 液晶の質は?
中華padと比べたら、比べ物になりません。
同じ画素数であるIdeaPad Tablet A1との比較では、こちらのほうがきれいような気がします
当然、IPSモデルとの比較は、やはり差はありますが・・・
1280x720 あればと思いましたが、1024 x 600でも満足いくレベルです。
■ OS2.3.4とメモリー512Mは?
残念な点は、OSが2.3.4であることと、メモリーが512Mということですが、2.3.4であれば、メモリーが512Mでも全く問題なく使えます。
起動した時は、使用メモリー70Mほどで、空きメモリー260Mほどありましたから、充分ですね。
ただ、この時点の発売であれば、OS4.0のアップデートを期待してしまいますね。
■ GPSやBluetoothは中華PADにない魅力だ。
やっぱり、あるにこしたことはないGPSやBluetoothは、便利ですね。
microHDMIポートもあるので、スペック的には非常に優れています。
最近は、中華PAdでも、GPS付きは良く見かけますが、ライセンス料がいるBluetooth付きは、まず見当たりません。
このモデルの凄いところは、wiiUでも搭載予定がされているNFCも搭載しています。
これは、シャープがこのモデルを業務用として販売しているからでしょうかね?
GPSに関しては、googleMAP ver.5.10.1にて確認しました。
GPSが認識するまで、3-5分ぐらいかかりました。
GPSに関しては、やはり、国内スマホに比べると、質がおちますね。
■ カメラの出来栄えは?
300万画素数ということですが、撮影してみました。
まずまずではないでしょうか?
当然、実用レベルには達していませんが、ブログ写真なら充分に合格点レベルですね。
■ 動画再生は?
MX動画プレイヤーver 1.6bで、H.264のフルHDがHWで再生可能でした。
残念なことに、TSファイルは、音飛び状態で満足な再生は不可となりましが、一番軽いと言われているvplayer ver1.4.0でts再生可能でした。
TSは、HW対応ではないみたいで、SWで力技で再生しているみたいです。
2コアでも、TS再生は、ぎりぎりのスペックみたいです、100%スムーズではない。
HW対応していない形式でも、2コアの力技のSWで、大抵のファイルは、再生可能ではないでしょうか?
動画再生に不満点はありませんね。
■ 落とし穴は?
非常に満足度の高いタブレットですが、不満もあります。
それは、公式のandroid marketであるgoogle PLAYがないこと。
じゃあ、どうやってアプリをDLするかというと、独自マーケットであるTapnow Marketというものから、アプリをDLすることになります。
この独自独自マーケットであるTapnow Marketは、品揃えが悪いです(笑)
amazonのkindle fire みたいに、独自マーケットからの収益を見込んでのタブレット販売
という形みたいです。
しばらく使い込んだ上での不満点を述べます。
- ホームや戻るボタンのタッチキーのききが悪いです。
- SDカードの挿入部分が、今ひとつです。
- スリープからの復帰が、うまくいかないことがあります。電源キー一回押しただけでは、復帰しないことが何回もありました。
■ このタブレット最大の魅力は?
なんといっても、バッテリー容量5400mAhですね。
約400gの重量も許せます(笑)
H.264フルHD動画の連続再生時間は、10時間20分を確認しました。
(注意、明るさ最低、wifi off mx動画プレイヤーにて)
スループ時のバッテリー消費も少なく、バッテリーに関しては、最強かも?
バッテリーは、中国製ですが、中華PADのバッテリーに比べると、良いものを搭載していると思います。1%単位で正確に測れていますから。
7インチモデルは、大体、4000mAhほどのモデルが多いので、最大の魅力ですね。
GPSやBluetooth付いていて大満足なタブレットです。
国産メーカーの3万程度のタブレット以上の性能なので、この値段は安すぎでしょう。
1万5000円ぐらいでも充分お勧めだと思う。
価格:11,980円
(2012/4/21 23:44時点) |
0 件のコメント:
コメントを投稿